ノンフリート等級って?

自動車保険の保険料を決める基準

自動車保険の保険料は、年齢や年間走行距離により変わります。たとえば、事故を起こす確率の高い若年層は保険料が高くなり、40代から50代の比較的事故の少ない年齢層は保険料が下げられます。また、年間の走行距離が少ないほど保険料が安くなる自動車保険も少なくありません。運転者が1人に限定される場合も、保険料が下がります。このほかに、エコ対策の施された車や、自動制御装置の付いた車に付ける自動車保険も、保険料が安くなるでしょう。インターネット申込みのように、手続きが簡略化される場合も、大幅に保険料が安くなることがあります。さらに、保険の契約書を紙媒体ではなく、電磁的記録に留める場合も、保険料を下げる保険会社も珍しくないでしょう。

ノンフリート等級とは

自動車保険の保険料を決める上で、ノンフリート等級による割引も欠かせません。ノンフリート等級は20等級まであり、事故を起こしたり道交法に違反したり、故障などで保険を使わない限り、下がることはありません。ノンフリート等級が20に近いほど、保険料が安くなります。軽微な事故や故障であれば、いったんノンフリート等級が1段階下がっても、翌年まで違反したり保険を使ったりすることがなければ、また元通り20等級に戻るでしょう。ノンフリート等級は、運転免許証の色ともリンクしており、無事故無違反の運転者に与えられるゴールド免許の場合は、ノンフリート等級が20等級になります。ブルーの免許証の場合は、ノンフリート等級も下がります。