車両保険って?

事故で生じた故障や傷を修理

自動車のボディは金属でできていて、人が力を入れても簡単にへこませたり曲げたりはできません。ただ自動車同士が衝突したり壁や電柱にぶつかったりするとそれなりの衝撃になり、走行可能だが気になる傷が残ったり走行不能の状態になったりもするでしょう。そのときには修理が必要になりますが入っておくと助かるのが車両保険です。車両保険に加入しておくと所定の事情による修理に対してその費用を保険金として受け取れるので、修理費用の負担がなくなるメリットがあります。ただし車両保険を使って修理をすると自動車保険の料金に影響する等級が悪化するときがあるので注意しましょう。走行可能な状態であれば保険を使わずに自費修理した方がトータルの出費を抑えられる時もあります。

災害で車に被害が出たとき

夏から春にかけて日本では多くの地域で水害が発生します。テレビなどでも川のようになった道路を車が走行するシーンを見かけたりするでしょう。さらに水位が上がればそのうち水没状態になり、そうなると走行できないどころか車両自体修理不能の状態になるときもあります。自動車保険の車両保険の中には自然災害によって車両が使えなくなった時に一定の補償が受けられるものがあります。風水害関係であれば補償される可能性があり、契約時に設定した金額の補償が受けられます。新車が水害で修理不能となったときには購入直後であれば新車代金に近い補償額を受けられるでしょう。ただ年数の経過した自動車となると修理不能となっても新車代金を補償されるわけではありません。